大賀幹夫先生に聞きたいこと。第三回

JUGEMテーマ:ブラジリアン柔術

前回の続き



藤原:以前わたくし柔術で飯は食えるのか?
という記事を書いたところ、道場関係者からの反響が多少ありまして
まぁ大方当たってる。とか、この藤原という男はなんてネガティブなんだ。と
言ったような話が出ておりました。私が書いた内容は、黒帯が増えて道場は増えているけど、
格闘技が地上波でやらないので柔術に興味を持つ若者がいない。
そうなると継承する人がいないし、日本柔術界が痩せ細っていっているんじゃないか??と思っている。
といった事なんですけど。


Q.実際に柔術で飯を食っている大賀先生はどう思いますか?


大賀先生:
結構、楽観してますけど?
ある程度の人口があるところで道場開けば、良い副業にはなるし、
上手く運営すれば専業で食べられるんじゃないですか?

僕はもともと、誰も寝技なんか知らない1989年から九州大学で寝技中心の柔道をやっていて、
「これは自分にはとても面白いけど、普通の人には面白くないんだろうなぁ」と
ずっと思っていました。

1999年に、鍼灸師になろうと脱サラして上京したときに、
ちょうど格闘技ブームだったので、寝技は好きだし、副業にもなるから、
武蔵野市でねわざワールドを始めました。

ただ「これはバブルだから、そんなに遠くない将来にしぼむだろう」
ずっと思っていました。

なので、2003年に調布で道場を開いた時も「治療所兼格闘技道場」という
スタイルで始めました。
いつ潰れるんだろうと思いながらやってましたが、
柔術をやりたいという方が結構来てくれて、これで食べれちゃうなぁ、
もう針灸しなくていいんじゃない?という状況になった時、
非常に悩みました。あまり格闘技道場経営で生計を立てたくなかったからです。

理由は、
〜阿暴颪い燭箸り、いつ潰れるか分からない。将来の見通しが暗い
◆嵜乙擦強い人」を育ててどうする?それに社会的意義はない
30歳代で好きなことで食べて、先生とか呼ばれたら人間がダメになる
ぜ分より柔道がもっと強い人はいくらでもいるのに、自分なんかがこれでお金をもらって良いのか
ということでした。

ただ、自分が好きで楽しいことをやっていて食べられる、というのは、
たとえ一時期であっても普通ではめったにありえないチャンスだから、
それはありがたく取り組んだ方が良いのではないか、という考えと、

その頃黒帯になったので、
「毎年リオデジャネイロで開催されているマスター&シニア インターナショナルで優勝すれば、
”この年齢と体重では俺が世界一寝技が強い”ということを証明できるじゃん!
これは凄い!体重が軽いので悔しいことも多かったから、ぜひこれにチャレンジすべきだ!!」
という野望に取り憑かれてしまったので、
正直言って、なし崩し的に柔術専業で食べていくことを選択しました。

上記理由の↓い砲弔い討聾朕妖な考えで、藤原さんからの質問と直接の関係はないですし、
その後数年かけて自分なりに解決したのでここでは触れません。

,両来の見通しが暗い、というのは誰にも共通したことなので、
これについて僕の考えを説明します。

学生時代に「これを好きになる人は一定数はいるが、そんなに多くないだろう」と
思うようになったのは、
大学の柔道部に入ってきても「寝技が嫌いだから辞める」という人間が多かったからです。
部に残っても、寝技に本当に打ち込む人間は半分もいないです。

だから、格闘技ブームになって
「柔術は楽しい!一見とっつきにくいけどやれば誰でも好きになる!」
という意見を見聞きしても、あんまり肯定できませんでした。

寝技を好きになるような人は、確実にいることはいるが、
数が少なすぎるだろうと思っていました。

マーケティング的にも
「食べてもらえれば美味しくて好きになるのに・・」とか
「一度試してくれれば良さを分かってもらえるのに・・」というのはダメで、
パッと見聞きしすることで人の心を捉えれなければブームにならない
誰かに言われたのもありましたし。

そういうことで、地上波での格闘技の試合の放送がなくなったら
柔術専業で食べれているこの夢の様な状況は終わりだろう
、と
ずっと思っていました。

しかし、最近、その考えは変わっています。
現実に、これだけ格闘技ブーム的には下火なのに、
柔術人口は横這いか、少しづつ増えているのではないか、と僕は思っています。

これは、やはり競技自体の魅力があるから、としか思えません。

また、ある時テレビでサブプライム前後の何かの経済指標のグラフを見て、
「あれ?あの形どこかで見たことがあるな?」と思ったら、
うちの会員数増減とよく似ていることに気がつきました。
それによって、格闘技ブームうんぬんというより、単に景気の善し悪しで
業界の景気も左右されているだけなのではないか、とも思うようになりました。

実際、柔術専業で食べている人は・・・日本で何人いるんでしょうね?
かなりいるのではないでしょうか?
格闘技道場というくくりにすると、相当な数になると思います。
このことから、日本に柔術や格闘技道場が定着してきていると言って良いと思います。

だって、今、普通に外を歩いている人に
「柔術って知ってます?」って訊いても、
殆どの場合「知りません」と返事されますよね。
そんだけ知名度が低い現状でも、結構な人がこの業界で食べれているんですよ。
これって凄くないですか?
他にこんなマイナーなアマチュアスポーツってあります?
スポーツじゃなくても、文化系趣味でもなんでもいいですが、あんまり無いんじゃないですか?

僕の試算では、日本の柔術やってる人って2〜10万人で、
知っている人は、100〜500万人くらいじゃないでしょうか?
まだ日本の1〜5%の人しか知らないんですよ。
この知名度が上がるだけでも、やる人は増えるだろう、と僕は予想しています。

よく知られている話ですが、
靴のセールスマン2人が、アフリカに行って、本社に電話して、
一人は「誰も靴を履いていないので、ここでは売れません」と報告し、
もう一人は「まだ誰も靴を履いていないので、これからどんどん売れますよ!」と
考えた、と。どっちを選択するかですね。


繰り返しになりますが、歴史を振り返ると、

21年前の1993年にUFCが始まり、
18年前の1996年に日本で始めて正道会館で柔術クラスが開始
17年前の1997年からプライド開始
7年前の2007年にプライド終了


格闘技ブームは7年前に終わったと言っても、過言ではなく、
また、同時期のサブプライム問題&連盟システムの変更の影響という逆風の影響で、
柔術人口はなだらかに減少したけど、
今はあの頃の水準に戻ってきているのではないか、
というのが僕の感覚です。
間違っているかもしれませんが・・・・

ただし、これが合っているとしたら、
ブームが去って人口が少し減ったけど、その後は競技自体の魅力で
人を引きつけていることができている、と解釈できます。
これが僕が将来を楽観している理由です。

これは凄いことだと僕は思っています。
テレビでの格闘技放映がなくなって、
格闘技雑誌でも柔術はさほど取り上げられないという、
環境からの追い風が全くない、無風状態とも言える状態で、
これだけの成果を上げているからです。
(重大事故が数多く起こったり、反社会的な事件が起こったりすると、
むしろ逆風になって、大変なことになると思いますが。
だから、そういうことを起こさないことも業界の人としては重要ですね。
当たり前ですが)

格闘技バブルの時期に柔術を始めた人は、
今は盛り下がっていると思うかもしれませんが、
バブル前、世界中で寝技愛好者なんて数えるほどしかいない、という
時代を知っている人間から見ると、
とんでもないほど世界は様変わりして、
寝技が世の中に定着した。
と思うのです。

だから、もっと関わる人が増えると、愛好者の人口も増えると僕は思っています。
なので、どんどん道場を増やしていって欲しいですね。
若い人にも、若くない人にも。

強さなんてあんまり関係ないですよ。
いかに、来てくれる人のニーズを満たすことができるか、が一番大事なのでは?
だから、現役を離れ、自分がこれ以上強くなることを目的としておらず、かつ
社会経験を積んでいる人の方が、道場経営に向いているのではないか、とも思います。


また、この競技は、初心者→白帯になるところに大きな壁があるので、
そこを超えさせることができるか、ということも
指導者として、強さよりもよっぽど大事なところでしょう。

藤原さんは、柔術を始める若い人が少ない、ということを問題視しているようですが、
僕はそれはあまり気にしていません。

ムンジアル黒帯優勝を狙う、ということに対しては大問題ですが、
競技者数の増減についてはそんなに影響しないのではないかと思っています。

日本のシステムとして、受験、部活動、新入社員の長時間労働・・・がありますし、
柔術は海外ではオシャレなイメージですが、日本ではあんまりそうではないことなどから
若者にとってやりやすい競技ではないのでしょう。

それでも、これだけ年配の方が新しく始めてくれているわけですから、
とりあえず良しとしていいのではないでしょうか?



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藤原:う〜ん・・何も言えねぇっす・・。
何も言えないのでまとめてみたいと思います。
私の 『柔術で飯は食えるのか??現在は格闘技ブームは下火ですが・・
という問いに
大賀先生はこう答えてくれました。

。牽闇代に比べたら、ずいぶん流行っているから、逆にすごいことなんですよ。
⊃乙擦呂發箸發函△箸辰弔にくいものだから、爆発的には流行らないものです。じわじわ人が増えればそれでいい。
F本では若者は確かに柔術をはじめにくい環境にはありますが、仕事が安定した年配の方が増えているのは
それはそれでいいことだと思います。
こ米技ブームでも柔術が十分に広まったわけではなく、今後何かのきっかけでもっと広まる可能性がある。
コ米技ブームが終わっても、逆にこれだけの人たちがやっていること自体すごい。

直接的問い、柔術で飯は食えるか?に対しては、即答です。ある程度の人口のあるところに
道場開けばよい副業になるし、やり方次第では食べて行けるでしょう。とのこと。


と言った感じですかね。ここから導き出されたる答えは

大賀先生は冷静でプラス思考!!そして私は悲観的でマイナス思考でした・・うう。


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Q.ところで、キッズなどから柔術を始めても、学校を卒業と同時に進学したり
就職したりと、柔術どころじゃなくなり、道場を辞めていく若者がおおくないですか?
この先これを続けていてもお金になるわけでもなし・・という思いもあるのではないかと思います。



大賀先生:
選手としてどこかに就職してそれで食べられるようになる、
という環境になることは理想の一つではありますね。

現在でも、(株)逸鉄さんのように、柔術関係者を優遇して採用したい
という会社はありますから、こういうところが増えると良いですね。

うちも、もっと繁盛するようにして、専業インストラクターを雇えれば良いのですが・・・・
そういう意味では、石川祐樹さんはCARPE DIEM※で専業インストラクターを
何人もやとっていらっしゃるようで、本当に凄いと思います。
僕も見習おうとしています。

藤原:逸鉄さん。すごいですよね。
柔術に理解のある社長さん。これ読んだら是非、受け入れ先を用意してあげてください。
ちなみに私こと藤原の働いている職場でも(風俗店)働けますが、長時間拘束なので
柔術を続けることは厳しいのでおすすめできません。
CARPE DIEM
今もっともオシャレでナウい柔術道場。
全国から、強さとやる気のある若者を東京に呼び寄せ
専任インストラクターとして住居まで与えている。


Q.現在、あらゆる趣味や価値観が多様化して、人々は昔よりも統一性がありません。
よって、今後テレビで(地上波)で格闘技ブームはもう起こらない気がします。
そうしたときに、柔術を普及させるには、各道場主が地域に根差した普及活動や
インターネットを使った地道なPRが、より重要になってくると思います。大賀先生はどう思いますか?



大賀先生:
全くその通りですね。
前の「柔術で飯は食えるのか?」という質問で、
大丈夫じゃない?と答えましたが、
そうなったのは多くの人の努力の賜物ですし。
これからも、多くの人がそれぞれ得意な分野にPRしていくことで
もっと多くの層の人に興味を持ってもらいたいですね。

また再び格闘技ブームが来たら、それはもちろんありがたいことですが、
それは宝くじに当たるようなものだと思って、
当てにしないほうが健全ではないでしょうか?
他のマイナーアマチュアスポーツはそういうブームがなかったわけですから。

あのブームは、日本で格闘技人口を後戻りしない一定数以上に押し上げてくれた
非常にありがたいもの
だと思って、感謝してれば良い、というのが僕のスタンスです。
バブルは忘れて地道にやりましょう。
もちろん、もう一度ブームを起こそう、という動きを否定するものでは全く無いです。
念のため。

しかし、僕はたまたま柔術Tシャツを来て散髪に行って、店員さんに
「柔術って何ですか?」と尋ねられた時
「えっと。。。何だろ?このTシャツ人からもらったんで分かりません」
と答えてしまうくらい、そいういうことは苦手なので、
ちゃんとできるようにならなきゃな、と思っているところなのですが。

藤原:ちょ!!人からもらったって!!
そこは説明しましょうよ。実は私は世界チャンピオンなんですよ。・・って
僕は面倒でもカポエイラとの違いからきちんと説明しますよ。


なんでカポエイラ知ってる人多いんだろう・。


Q.では、ガラリと話題を変えて、最後の質問です。このあいだ私youtubeでみたんですが
阪大VS柔術ってやつですね。あれ、有名な柔術家が、どうして大学生に負けちゃうんですか?
七大学
柔道やってた大賀さんに是非お聞きしようと思って。








大賀先生:
七大学柔道ルールと、柔術ルールが違うから当たり前ですね。
柔術ルールでやれば、2〜3人で柔道側の人間を全員抜けると思います。
(足関があるし、ポイントやアドバンテージでも勝敗がつくから)

どこが違うかがわかりづらいかもですから、下に列挙します。

#勝敗は一本でしかつかない
七大学ルールは投げか抑え込みか絞めか肘関節の一本勝ち(技あり2つの合わせ技も含む)でしか
勝ちにならないので。ポイントでも勝ちになるルールに慣れた柔術の選手は戸惑うことが多いです。
スイープ、ベリー、バックなどの柔術ルールであれば点数が入る行為が無効です。
そこはガッカリするはずですし、「柔術ならこれで勝ちなのに・・」と思ってしまうかもしれません。
(反則勝ちもあります。念のため)

#投技の一本がある
今回の試合では立ち技のできない柔術選手を柔道の選手が投げる、という
場面はありませんでしたが、引きこむ前に投げられるというリスクがあるので、
立ち技の防御が全くできない人にとっては厳しいルールです。

#ガードから攻めようとしても、組手を切られて離れられたらマテ
#ガードから攻めようとしても、持ち上げられたらマテ

これがあるから、七大学柔道ルールと柔術ルールで有効なガードの形は、
細かいところが全くと言っていいくらい違います。
大賀は、未だにこの癖が抜けません。
個人的にはこのおかげで独特のガードになって良かった、とも言えますが、本当に苦労しました。

#下から腕十字や三角をかけても、持ち上げられたらマテ
これも慣れていないと面食らいます。
また、見ていて柔道側は持ち上げれば良いから安易にかけさせているというところもあったかな、と思いました。
相手の技が甘くなれば潰して抑え込めますから。

#足関節がない
これも大きいです。大賀も柔道ルールで乱取りをやると、ガードの時は
「足関が無くて、気をつけなくて良いから楽だわ〜」としみじみ思います。本当に楽です。
足関の有る無しでもガードの作り方は全く変わるので、柔術の人にとってはハンディです。

#アゴを絞めたら反則
柔道で絞めがなかなか決まらない原因の一つがこれです。
アゴを絞めて良いなら、絞めを決めることは桁違いに容易になります。
また、バックポイントが無いので、足を入れられることに対しての防御を放棄して、
絞めだけを守れば良いので、絞めを決めることは更に難しくなります。
逆に、柔道側の選手は、このルールで絞めることに慣れていますので有利です。

#鉄砲返しや、亀からの抑え込みも30秒経てば一本
柔術の人は亀になったらガードに戻そうとしますが、
安易に戻そうとすると抑え込まれる危険があるので、そこも面食らうと思います。

#亀になった相手を攻めていても、立たれておんぶされた状態になったらマテ
亀を立たせない技術がないと、柔道ルールでは難しいです。
柔術は立ってきたらある意味絞めるチャンスなので真逆です。


結局、この試合で抜いたのは

柔術チーム:鈴木さん。伊東さん。肥後さん。杉山さん(名大OB)。加藤さん(名大OB)
柔道チーム:嵯峨さん(京大助っ人。現役)。田中さん(京大助っ人。OB)。添田さん(阪大4年生)。入来さん(阪大OB)

鈴木さん、伊東さん、肥後さんも、試合を見た限り柔道の基礎がある方のようなので、
やはり、柔道を知っていないと、このルールで勝つのは難しい、と言えます。

また、七大学経験者も、ほとんどがOBです。そのくらいのキャリアがないと、
このハンディキャップルールでも柔術の選手を取ることは難しわけです。
だから、質問の


Q.・・・有名な柔術家が、「大学生に」負けるんですか?

「大学生に」という部分は厳密には正しくないです。


蛇足ですが、そういう意味で、嵯峨さんが現役なのにこの活躍をしたというのは凄いことだと思います。
個人的には、前川さん(京大助っ人。現主将)☓世羅さんが一番面白かったです。



//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////


藤原:わ〜・・・。軽い気持ちで聞いた質問に
ここまで詳しく解説してくれるなんて・・・本当ありがとうございます。
よくわかりました。


そして、次回はいよいよ最終回
大賀道場出稽古レポートです。


大賀幹夫先生に聞きたいこと第一回
大賀幹夫先生に聞きたいこと第二回
大賀道場体験記(最終回)
 

コメント
逸鉄さんはいい会社なのですか?
条件が良すぎてこわいです。。。
教えてもらってもよろしいですか?
  • 名無し
  • 2014/11/25 9:58 PM
実際に働いている方がいうには、いい会社らしいですよ。
  • 藤原
  • 2014/11/25 10:47 PM
ありがとうございます
格闘技の練習がたくさん出来る会社なんて羨ましいです(´・ω・`)
  • 名無し
  • 2014/11/26 8:52 PM
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